August 18, 2007
クマゼミの北上
昨日クマゼミをつかまえました。その夜、クマゼミが大阪で大発生しているという、ことをテレビで見ました。
クマゼミは、大阪で大発生していて、10万匹ものクマゼミが、電線を木と間違えて、卵を産んでしまう、という事件が起きています。また、クマゼミが、大発生したのに対して、もとは、大阪にもたくさんいたアブラゼミ、ニイニイゼミ、ツクツクボウシが減っているという事件も起きています。クマゼミは、もともと、大阪でも珍しいセミだったのに、今ではクマゼミだらけになってしまっているのです。
岐阜でも、お母さんの子供の頃は、クマゼミはほとんどいなかったのに、このごろ増えていると、お母さんが言っています。
どうしてそのようになってしまったのかというと、地球温暖化で、気温が高くなったのだけではなく、ヒートアイランド現象と言う、都市の気温だけが異常に高くなる現象によって、乾燥したためでもあると考えられています。それに、クマゼミの好むケヤキやサクラが増えたため、クマゼミも、どんどん増えたと考えられたとも言われています。
このようなことによって、じめじめしたところが好きなアブラゼミやツクツクボウシがいなくなってしまったりと言うことがあるのです。
鎌倉でも、少しずつクマゼミが増えています。クマゼミの鳴き声を聞くようになったのは、ぼくが3年生の時でそれから、よく聞くようになりました。また、去年に続き、今年も一匹つかまえたということは、クマゼミが、見られるようになってきているということなのです。
クマゼミの増えるのを防ぐには、人間が、地球温暖化や、ヒートアイランド現象を防がなければいけません。防ぐには、電気をこまめに消したり、車にあまり乗らず、自転車で行動したり歩いたりして、エコをしなければいけないのです。
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